後輩

最後に会ったのは3年前だった。

今年の春、彼女は大学を卒業するらしい。

 

昔話に花を咲かせていると

忘れていたものを取り戻したかの様だった。

 

そんな気分もつかの間で

ある人の事を思い出した。

 

彼は人当たりが良くて

言葉の扱い方をよく分かっていた。

そして傷つけずに人を振る方法も知っていた。

でも私は気づいてしまった。

何かが違う。

誠実な人間ではなくて

何かを隠しているような顔をしていた。

それに気づくのはあまりにも早すぎた。

だから他の女の子の話を聞いても驚きはしなかった。

ただ、ああやっぱりなと思った。

静かに冷めていったはずなのに

知りたくなかった話なのに。

 

少しずつ日常を取り戻したかったのに

どんどん抜けられない闇に落ちていった。

何の光もなく、ただ真っ暗で広いだけだった。

 

こんな話をするのは久しぶりだったけど

ただもがいて自暴自棄になるのは

もう私は卒業したい。

 

1つ1つ丁寧に積み上げていきたい。

今の願いはただそれだけ。

 

未来が見えなくても少しずつ

崩れないように。

 

はなむけを捧げられるような人になりたい。

また会える日まで。

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変わったねと言われても

自分だと気づかないこともある。

いい意味であったとしても

過去と比較することに何の意味があるのどろうか。

他人より優位に立ちたいという感情はどこから湧き上がるのか。

その感情こそが競争心を掻き立てるのだろう。

 

結婚したいという言葉を耳にして

幸せになりたいから結婚という

1つの正解しかないのはどこか悲しい。

もっとやりたいこと、楽しいことはあるはずなのに

きっと羨ましく思えてくるのかな。

 

今日は1年ぶりに歯科者さんに行った。

去年は頑張って親知らずを抜いたから

久しぶりになっちゃった。

綺麗に磨けてるらしくて

歯磨き粉もらって帰ってきた。

もう上着が必要な寒さを

なぜ今まで感じなかったんだろう。

次々に浮かび上がる疑問に

答を見いだせないまま

風を切り抜けていく。

どこにでも行ける気分になれるような

透き通った空を見上げて

まっすぐ進んでいく。

どんな日になるかなという期待で

胸がいっぱいだったのに

いつの間にか外出する気はなくなっていた。

ぜーんぶ秋のせいにしてしまえればいいのに。

夏のせいという理由はできるのに

秋のせいという理由は聞いたことない。

食の秋、運動の秋、読書の秋とか

盛りだくさんなはずなのに

楽しむ余裕を見つけられるのかなあ~

そろそろ夜の21時になる。

あと数時間で今日も終わる。

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goodbye

さよならと日本語だと悲しいのに

goodbyeと英語だとまた会える気がする。

byebyeはまた明日もきっと会えるよ

という願いを感じる。

そんな一つ一つの言葉を感じながら

もう1か月も会っていない友人を思い出す。

言葉が人をつくるように

友人も与えてくれる。

幼い子どもと話していると

真っ新なキャンバスに描き始めた気分になる。

大人になるとどうして

もう絵具もなくなってしまうのだろう。

筆も見つからずただ指で塗りたくる。

こんな絵が描きたかったのだろうか。

誰がブラックホールから助けてくれるのか。

綺麗な言葉じゃなくてもいいから

自分の言葉で伝える。

それが言葉を描く理由かな。

 

byebye、友人。

 

 

 

秋雨

もう10月になっちゃったねえ

最近はなんだか雨が多いけど

秋の雨って秋雨っていうみたい。

そのまんまで驚きもなかった。

晩秋の雨は冷雨らしくて

少しかっこいいよね。

 

数年前まで毎日連絡をとってた友達と

もう離婚寸前の夫婦みたいな連絡してるんやけど

1度あっただけのマッチングアプリの男には

30分毎に返信をしてて

リアルな友達よりも優先されるのかと少し悲しかった。

同性の友情では埋められないものもあるけど

お互いに楽しめていないならいいかなって思ったから

社会人になったらもう会わないな。

粗探しが好きな人もいるけど

5年に1回会うくらいでちょうどいいな。

そろそろ会いたいねっていうほどの距離じゃないんよな~

こんな事を言うと薄情な奴だと思われるけど

人間は成長する生き物だし仕方ない。

その場その場では大切にできるけど

ともに変化を望んでいない限りは何とも難しい。

結婚式に呼べるレベルの友人なんて片手もいないかも。

結婚できるかもしたいかも分からないけど

犬飼って、スプリンクラー使える家に住みたい。

それまではワーケーションしながら

好きなことして働きたいな。

これは26歳まではこれでいいんや。これが良いんや。

今日は激おこぽい先生に会いにいく。

っじゃあ、さよなら。

 

 

 

 

こだわり

年々こうすべきとか

こうじゃなきゃいけないとか

正解がないと言いつつも

いつの間にか自分にとっての正解を見つけていく。

他人に押し付けてはいけないとは分かっているんだけど

どうしても言いたくなってしまう時がある。

遠い昔なら、簡単に済んでいたことも今は難しい。

それが大人になるってことなのかもな~

 

こだわりが生まれたのはいつから何だろうな。

この消しゴムがいいとか

この服が欲しいとか

日常の些細なこだわりが大きなものに変わっていくのかしら?

私のこだわりも

このメーカーのボールペンがよくて

このブランドの服が好きで

こういう物語の映画が好きといった具合だ。

でも常に新しいモノも気になるし困っちゃうよね。

何が言いたいのかは特にないんだけど、明日からは大学に行きます。

 

 

 

 

 

秋風に吹かれて

毎日書くと言っておきながら

もう9月になっちゃった。

自分磨きを掲げてランニングを始めました〜

陸上部だったんだから走るの辛くないやろって?

全然辛くて、もうね気合い。

1人で走るの飽きちゃうから

レーニングラン聞いて走ってる。

この間はたまたまスピードランをやった。

シャトルラン的なやつで

1分ランを8本やった。

最後の1本終わって歩いてたら

あなたはまだいけるってラストとか言われて

もう1本走らされた、アプリこわい(^_^)

友達と競い合ってるんだけど

現時点で20キロ差よ、、、

どうしたら勝てるのかね。

 

話変わるんやけど

アプリで連絡してた最後の人から

付き合う?って聞かれた。

またかと思いながら、あの人を思い出した。

2週間のメッセージと数時間の会話から

何が分かるんだろうと思いながら

まだ分からないと答えた。

今はただそれだけしか言えない。

嫌いな訳でもなくて

初めて会って私の中に存在する人になったのだ。

次はいつ会うかはあなたが決めてね。

金木犀の香りが消えないうちに。

 

 

最後にさっき焼いたカップケーキのせとくね❤︎

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怖いくらいに

ああこの人かも知れない。

昨日久々にそう感じた。

12時に集合という約束から

洋食屋さんにランチに行った。

 

30分くらい遅れると言われて

ぶらぶらして時間を潰した。

集合場所に現れた彼は背が高く体格がよかった。

服はボーダーにジーンズという

古着が好きそうな着こなしをしていた。

話していると出てくるキーワードが

面白くて癖になった。

朝食はみたらし団子を食べているという彼は

ちょっと変わっていた。

でもなんだか自分と話しているように感じた。

 

15分ほど歩いて着いた洋食店は1時間待ちと言われた。

なので駅まで戻ってカフェで待つことにした。

今までどんな人と会ったのかを聞いて

純粋な恋愛をしているんだなと思った。

好きだから付き合うって事が普通だったのに

随分長いこと道に迷い込んでいたのに気がついた。

”道の先には光もなく

ただ足元が見えるだけ。

戻ろうと振り返っても

元来た道はもうなくなっている。”

眩い光が出てくるまで待つしかないのだ。

どこかの小説で出てきそうな文章だが、

正にそんな状態だった。

 

好きになる人は自分と似ている人か

全く異なる人か二択に分かれるらしい。

そんな情報を耳にして

今までは全く異なる人に惹かれていたが

最近は自分と似ている人に興味を持った。

結局のところ長い時間を分け合えるのは

気の知れた自分と似ている人なのかも知れない。

人に合わせて話をしてしまう私は

その判断が曖昧で相手が求めている事を

している感覚にずっとなっている。

今もこれからも変わることはないけれど

同じような人を見つければいいのかもね。

単にそう思えただけで

好きな服を着て出かけようと心に決めた。

ちゃんと生きよう。

さようなら、名もない言葉たち。